ブルーラジカル
―世界初の非外科的歯周病治療器-

新宿の歯医者「アレスタ新宿デンタルオフィス」では、最先端の歯周病治療「ブルーラジカル」を提供しております。痛みが少なく、高い殺菌効果(99.99%)で歯周病を効果的に改善するこの治療法は、深い歯周ポケットにも対応可能です。従来の治療で効果が見られなかった方、外科手術を避けたい方に特におすすめです。
まずはお気軽に当院へご相談ください。患者様に合った最適な治療プランをご提案いたします。

記事監修者
アレスタ新宿デンタルオフィス
院長 朝丘 哲偉

2013年 日本大学歯学部 卒業
2015年 都内の大規模法人医院に勤務
2016年 都内の審美・ホワイトニング専門医院に勤務
2017年 銀座のセラミック専門医院にて院長を務める
2022年 アレスタ新宿デンタルオフィス 開院

ブルーラジカルとは?

ブルーラジカルとは?

ブルーラジカルは、最先端の技術を駆使した革新的な歯周病治療システムです。従来の治療法では難しかった歯周ポケット内部の細菌にまで効果的にアプローチし、99.99%の殺菌効果を実現します。
この治療法は、特殊な波長(405nm)の青色レーザー光と3%過酸化水素水の相乗効果により、歯周病原因菌を効率的に除去します。さらに、超音波振動技術によって歯石やプラークも物理的に取り除くため、歯周病の原因を総合的に排除することが可能です。
ブルーラジカルの名称は、治療に使用する青色レーザー(Blue)と、過酸化水素水から生成されるフリーラジカル(Radical)に由来しています。この独自の技術により、痛みやダウンタイムを最小限に抑えながら、効果的な歯周病治療を実現します。

ブルーラジカルと従来の治療法との違い

これまでの歯周病治療器は、主に歯垢や歯石の除去に使用されており、歯周病治療としての明確な効果が証明されていませんでした。しかし、Blue Radical P-01は治験により、従来の治療法と比較して歯周ポケットを顕著に減少させることが証明された唯一の治療器です。そのため、ステージⅢ・Ⅳの重度の歯周炎に対しても、歯周ポケット内の殺菌とスケーリングを同時に行うことができる、非常に効果的な治療法です。

比較項目 ブルーラジカル P-01 従来の治療法
(超音波スケーラー)
  ブルーラジカル P-01 従来の治療法(超音波スケーラー)
治療時間 |治療時間
1回あたり約20〜30分
|治療時間
1回あたり約60分以上
治療の仕組み |治療の仕組み
超音波 + ラジカル殺菌
|治療の仕組み
超音波 のみ
治療後の不快感 |治療後の不快感
ほとんどなし
|治療後の不快感
知覚過敏や歯肉の痛みが
生じることがある
歯肉への刺激 |歯肉への刺激
最小限
|歯肉への刺激
比較的強い
殺菌効果 |殺菌効果
99.99%
|殺菌効果
60〜80%程度
歯周ポケット到達性 |歯周ポケット到達性
深い歯周ポケット
(10mm程度まで)にも
効果的
|歯周ポケット到達性
5mm以上の深いポケットへの
到達性が低い
歯根面への影響 |歯根面への影響
歯根面を傷つけにくい
|歯根面への影響
器具操作により歯根面を
傷つける可能性がある
治療回数 |治療回数
通常2〜4回
|治療回数
重度の場合、多数回必要
再発リスク |再発リスク
低い
(殺菌効果が長期持続)
|再発リスク
比較的高い

ブルーラジカルの費用

ブルーラジカル治療は自由診療(保険適用外)となります。費用は歯周病の進行度や必要な治療回数によって異なりますが、費用は以下の通りです。

初診カウンセリング+歯周検査 11,000円(税込)
PMTC前処置 アドバンスドクリーニング:11,000円(税込)
オーダーメイドクリーニング:16,500円(税込)
ブルーラジカル治療 16,500円(税込)/1本(最大4本/回)
※場合によっては施術内容に麻酔が含まれます。
治療1週後検診(約30分) 3,300円(税込)
治療1ヶ月後検診・PMTC アドバンスドクリーニング:11,000円(税込)
オーダーメイドクリーニング:16,500円(税込)
※同部位追加ブルーラジカル処置:1歯 11,000円(税込)

多くの場合、治療は2〜4回のセッションで完了します。重度の歯周病の場合、追加の治療が必要になることがあります。また、治療効果を長期的に維持するためには、3〜6ヶ月ごとのメインテナンス(通常のクリーニングと併用可能)をお勧めしています。

ブルーラジカル治療の流れ

アレスタ新宿デンタルオフィスでのブルーラジカル治療は、患者様の状態に合わせて個別に計画・実施されます。
治療の一般的な流れは以下の通りです。

当院に初めて受診される方

01.カウンセリング(歯周病の状態を診断)

初めに、カウンセリングとお口の状態確認を行います。現在の症状や気になる点、これまでの治療歴などをお聞きし、歯周病の状態を総合的に評価します。患者様のご希望や生活習慣なども考慮し、最適な治療アプローチを検討します。

02.精密検査(レントゲン・歯周ポケット測定)

レントゲン撮影により、歯槽骨の状態や歯根の状況を詳細に確認します。また、歯周ポケットの深さを6点法で精密に測定し、歯肉の炎症状態、出血の有無、歯の動揺度なども検査します。

03.治療計画の提案(個別の治療プランを提示)

検査結果に基づき、患者様に最適な治療計画をご提案します。ブルーラジカル治療の適応性、予想される効果、必要な治療回数、費用、治療期間などについて詳しくご説明します。また、治療と並行して行うべきセルフケアや生活習慣の改善点についてもアドバイスいたします。患者様のご質問やご不安にもしっかりとお答えし、ご納得いただいた上で治療を開始します。

当院に通院中の方

歯科医師または歯科衛生士に希望を伝えていただく

定期検診やメインテナンス、あるいは他の治療で当院に通院中の患者様は、担当の歯科医師または歯科衛生士にブルーラジカル治療をご希望の旨をお伝えください。その際、気になる症状(歯ぐきの出血や腫れ、口臭など)があれば併せてお知らせください。
すでに当院で歯周病の検査データがある場合は、それをもとに治療の適応性を判断します。最近の検査から時間が経っている場合や、症状に変化がある場合は、改めて精密検査を行うことをお勧めします。検査結果に基づいて治療計画をご提案し、ご同意いただいた上で治療を開始します。

他院に通院中の方

01.かかりつけ歯科医の紹介状を持参いただく

現在他の歯科医院に通院中の方は、可能であればかかりつけ歯科医からの紹介状をご持参ください。紹介状には、現在の歯周病の状態、これまでの治療内容、レントゲン所見などの情報が記載されていると、より正確な診断と適切な治療計画の立案が可能になります。紹介状がない場合でも対応いたしますので、ご安心ください。

02.事前検査・治療計画の説明

当院では改めて詳細な歯周病検査を実施し、ブルーラジカル治療の適応性を判断します。検査結果に基づいて最適な治療計画をご提案し、治療内容、期間、費用などについて詳しくご説明します。ご納得いただいた上で治療を開始します。治療終了後は、ご希望に応じて紹介元のかかりつけ医に治療結果報告書をお渡しします。

ブルーラジカルが適応されるケース(こんな方におすすめ)

歯周ポケットが5mm以上の方

歯周ポケットの深さが5mm以上になると、通常の歯ブラシやフロスでは届かず、従来のスケーリング・ルートプレーニングでも完全な清掃が難しくなります。ブルーラジカルは特殊な先端デバイスと薬液の浸透力により、深いポケット内部まで効果的に治療することができます。特に7mm以上の深いポケットがある方には、外科手術の代替療法として検討する価値があります。

歯ぐきの腫れ・出血がある方

歯磨き時の出血や歯ぐきの腫れは、歯周病の活動性が高いことを示しています。ブルーラジカルは歯周病菌を効果的に除去し、炎症を短期間で鎮静化させる効果があります。治療後は出血や腫れの改善が期待でき、口臭の軽減にも効果的です。また、定期的なブラッシングでも出血が続く方や、妊娠中で歯肉炎が悪化している方にも安全に適用できます。

歯周病が進行しているが外科手術を避けたい方

中等度から重度の歯周病では、従来は歯肉剥離掻爬術などの外科的処置が必要とされることが多くありました。ブルーラジカルは、切開や縫合を伴う外科手術を行わずに深部の歯周ポケットを治療できるため、手術に対する不安や恐怖がある方、仕事や家庭の事情で術後の休養が取りにくい方、全身疾患のために外科処置にリスクがある方などに特におすすめです。ただし、症状によっては外科処置との併用が最適な場合もあります。

ブルーラジカルが適応外のケース(治療が受けられない方)

心臓ペースメーカーを使用している方

ブルーラジカル治療で使用する超音波機器が、ペースメーカーの動作に影響を与える可能性があるため、安全を考慮して治療を行うことができません。
ペースメーカーをご使用の方は、担当医にその旨をお伝えください。

光線過敏症の方

ブルーラジカルでは特定波長(405nm)の青色レーザー光を使用します。光線過敏症の方は、この光に対して過敏反応を起こす可能性があるため、治療を受けることができません。光線過敏症のほか、ポルフィリン症など光に対して特異的な反応を示す疾患をお持ちの方も適応外となります。

無カタラーゼ症の方

無カタラーゼ症は、過酸化水素を分解する酵素であるカタラーゼが欠損または減少している遺伝性疾患です。ブルーラジカル治療では3%過酸化水素水を使用するため、無カタラーゼ症の方は適応外となります。この疾患は比較的稀ですが、該当する可能性がある方は事前に医師にご相談ください。

上記の他にも、重度の糖尿病(HbA1c 8.0%以上)の方、骨粗鬆症治療のために特定の薬剤(ビスフォスフォネート製剤の静脈投与など)を使用している方、妊娠初期(12週未満)の方なども、状態によっては治療を見合わせることがあります。不安な点がある方は、初回カウンセリング時に必ずお申し出ください。

ブルーラジカルと行動変容アプリ「ペリミル」

当院では、ブルーラジカル治療の効果を最大化し、長期的な歯周病予防を実現するために、歯周病ケア専用アプリ「ペリミル」との併用をお勧めしています。
「ペリミル」は、歯周病治療のための行動変容アプリとして開発された、科学的根拠に基づいたセルフケアサポートツールです。大学病院との共同研究により開発されたこのアプリは、患者様の口腔内状態をデジタル管理し、個別に最適化されたケアプログラムを提供します。

ブルーラジカルと行動変容アプリ「ペリミル」

歯周病の可視化

当院での検査結果がアプリに連携され、歯周ポケットの深さや出血部位などを視覚的に確認できます。治療の進捗も経時的にグラフ化され、改善状況を実感できます。

パーソナライズされたブラッシング指導

あなたの歯周病の状態に合わせた、最適なブラッシング方法をビデオで学べます。AIがあなたの磨き方を分析し、改善点をアドバイスすることも可能です。

食生活・生活習慣の記録と分析

食事内容や喫煙、ストレスなど、歯周病に影響を与える生活習慣を記録。アプリが分析し、あなたに合った改善策を提案します。

治療リマインダーと予約管理

ブラッシングのタイミングや薬の服用など、日々のケアをリマインド。また、次回の治療予約も管理でき、適切なタイミングでのケアを促します。

ブルーラジカル治療と「ペリミル」アプリを併用することで、治療効果が最大30%向上するというデータもあります。特に、治療後の再発防止や長期的な歯周病管理において大きな効果を発揮します。

院長メッセージ

院長メッセージ
世界初の歯周病治療医療機器『ブルーラジカル P-01』
開発者 菅野太郎教授(東北大学大学院)と当院長 朝丘

歯周病は気づかないうちに進行し、歯を失う大きな原因になります。当院では、最新の歯周病治療「ブルーラジカル」を導入しています。従来の方法と比べて、歯ぐきへの負担が少なく、短時間で効果的に細菌を除去できる点が特長です。まだ国内でも導入の少ない新しい治療ですが、信頼できるエビデンスに基づいた安心の技術です。歯を残すための選択肢として、ぜひ一度ご相談ください。

ブルーラジカルに関するよくあるご質問

Q1. ブルーラジカルで歯周病は治りますか?

A.ブルーラジカルは歯周病の症状を大幅に改善する先進的な治療法ですが、完全に「治す」というよりも「コントロールする」という考え方が重要です。治療により歯周ポケットの深さの減少、出血や腫れの軽減、口臭の改善など、多くの症状が改善されます。

Q2. 1回の治療で完了しますか?

A.ブルーラジカル治療は通常、複数回の治療が必要です。歯周病の進行度や口腔内の状態によって異なりますが、一般的には以下のような治療の流れとなります。
・軽度〜中等度の歯周病:2〜3回の治療(1〜2週間間隔)
・中等度〜重度の歯周病:3〜5回の治療(1〜2週間間隔)
各施術は約20〜30分で、通常は上下の片側ずつ治療を行います。全ての治療が完了した後、約1ヶ月後に効果判定のための再評価を行い、必要に応じて追加治療を検討します。
治療効果を長期的に維持するためには、3〜6ヶ月ごとのメインテナンスをお勧めしています。初回のカウンセリングでは、患者様の状態に合わせた最適な治療回数と間隔をご提案いたします。

Q3. ブルーラジカルは保険適用ですか?

A.ブルーラジカル治療は保険適用外の自由診療となっています。これは、使用する特殊な機器や薬剤が保険診療の範囲に含まれていないためです。
ブルーラジカル治療の料金表はこちら>

Q4.治療時の痛みはありますか?

A.ブルーラジカル治療は、従来の歯周病治療(スケーリング・ルートプレーニング)と比較して痛みが少ないのが特徴です。多くの患者様は「歯のクリーニングを受けているような感覚」と表現されています。
治療後も従来の治療のような強い痛みや不快感はほとんどなく、すぐに普段の生活に戻れます。まれに軽い知覚過敏が生じることがありますが、通常は数日以内に自然に改善します。痛みに不安がある方は、事前にお知らせいただければ、より配慮した治療を行います。

Q5.遠方からの通院は可能ですか?

A.はい、当院では遠方からお越しの患者様も受け入れています。
ブルーラジカル治療は通常複数回必要ですが、遠方の方には以下のような配慮をしています:
・可能な限り治療を集約し、来院回数を減らす工夫
・1日に複数部位の治療を行う集中治療プログラム