院長ブログ

セラミック矯正に関しての私の考え

投稿日:2022年10月21日

少し前に藤田ニコルさんがセラミック矯正をされ、SNSに投稿したのが話題になったのをご存知の方も多いかと思います。

セラミック矯正🦷✨に関する是非が議論され、藤田さんご本人も驚かれていましたね。

 

私が思うに藤田さんは決して安易な気持ちではなく、ご自身で色々と調べ、悩み、考え抜いた末にセラミック矯正をされたのだと思います。

 

多くの先生方が心配されていることを私も理解できますが、

ただセラミック矯正が「絶対悪」の様に語られるのは如何なものかと考えております。

そもそも歯のカタチを変えたい治療痕が多く汚くなったから綺麗にしたいなど、セラミック矯正でしか審美的に治せないケース、それが適切である場合も多くあることは確かです。

正しい診断、提案、治療、材料、技術が揃い、治療後も正しくケアしていただければ、美しく、長持ちもします。

日本では芸能人、モデルの方が多いイメージですが、海外では一般の方でもされている方は多く、本当に悪い方法であればとうに廃れてなくなっていると思います。

 

歯列矯正とホワイトニングで済む場合はもちろんそれを第一に、負担の少ない治療を考え提案するのですが、必ずしもそれがその方に最適であるとは限りません。

すべての方に歯科医師の理想通りの治療が当てはまる訳でないのは多くの患者さんと時間をかけてカウンセリングすれば分かるはずです。

歯列矯正を勧めても、適さない方、望んでない方も多くいます。その理由はもちろん様々です。

私も卒業したてで経験が浅かった頃と、様々な患者さんの思いを知り10年経った今では考え方も変わりました。

 

選択肢が複数ある場合は、必ず患者さんにすべて話しご自身で決めていただくべきです。

そしてすべての治療にはメリット・デメリット、そして特徴があります。メリットしかない治療なんて存在しません

それぞれをしっかり説明した上で、診断結果を元に、どの治療がその方に一番適しているか、それをしっかり案内するのが歯科医師の務めだと私は思います

 

 

治療が適切かどうかとはまた少し違う観点の話ですが、何が大事で、何を優先するのか」それも人によって様々です。

機能的に何も問題のない目や鼻、顔を切ったり縫ったりするのか!?と反発する人も以前は多かった美容整形も、今ではだいぶカジュアルに行われるようになりました。

そこには似たものが在るように私は思います。

当事者ではない人からすれば「必要ないのでは?」と思えても、本人にとっては「大事。必要だ。」と思うことは多くあるでしょう。

なので「主訴の状態・患者さんの思い・医師の診断」この3つの条件が揃えば然るべき処置はするべきだと私は考えています。

 

おそらく多くの先生は患者さんが「安易な気持ちで考えているのではないか」という先入観があり、心配の気持ちから否定されているのではないかと推測しています。

ただ少し言葉が足りないだけで、私と同じ考えの先生も多くいらっしゃるかと思っております。

 

長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございます🍀

このように私はなるべく患者さんに寄り添った治療を心掛けており無理な治療の勧めや勧誘はいたしません

治療の選択肢メリットやデメリットを説明した上で患者さんと話し合って治療方針を決定いたします。

セラミック・ジルコニアの治療で気になることがあれば無料カウンセリングもありますので、お気軽にお問合せください😊

記事監修者
アレスタ新宿デンタルオフィス
院長 朝丘 哲偉

2013年 日本大学歯学部 卒業
2015年 都内の大規模法人医院に勤務
2016年 都内の審美・ホワイトニング専門医院に勤務
2017年 銀座のセラミック専門医院にて院長を務める
2022年 アレスタ新宿デンタルオフィス 開院

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