歯科まめ知識

投稿日:2023年10月23日

皆さんこんにちは😊

本日は歯科に関する唾液の作用についてご紹介していきたいと思います!唾液には様々な効果があり、お口の中の健康維持の為に活躍してくれていますので、知識を深めていただけたら幸いです✨

まず唾液は唾液腺と呼ばれる場所から分泌されており、耳下腺、顎下腺、舌下腺と三か所になります。通常1日1リットルから1.5リットル出ていると言われてあり、大きいペットボトル1本分ほどになります。安静時や食事等、場合によって一度の分泌量には差があります。

唾液の機能については大きく分けて6種類ほどあります🫧

自浄作用 

汚れを洗い流す作用で、お口の中にとどまっている汚れを洗い流してくれています。汚れを落とし口臭、むし歯、歯周病を予防してくれます。

緩衝作用

お口の中を中性に保とうとする作用で、飲食による様々な刺激に対して元の環境に戻そうとする力が唾液にはあります。中でも甘いものを食べた時、虫歯菌が歯を溶かそうと作った酸を中和してくれる機能はとても重要で、唾液が多い方は虫歯になりにくいと言えます。

再石灰化作用

むし歯の菌により溶けかけた歯を修復する作用です。
唾液には歯の硬い成分の1つであるカルシウムやリンが多く溶け込んでおり、弱っている歯の部分ではその部分を再石灰化させる機能を発揮します。

抗菌作用

菌やウイルスに対して殺菌・抗菌をおこなう作用です。
体内の出入口である口は様々な菌やウイルスが入り込もうとしてきます。そこの免疫の全てを担っているのが唾液です。唾液の中には10種類以上の免疫物質や酵素が入っています。多様な菌・ウイルスに対して多様な免疫物質や酵素で抵抗しています。

消化作用

糖を分解して細かくする消化酵素(アミラーゼ)の作用です。
お米を良く噛んでいると甘く感じるのはこの酵素の作用です。
よく噛むと消化が良くなるのはこの作用も影響しています。

湿潤作用

お口の中を保湿してくれる作用です。お口の中の粘膜が乾燥していまうと炎症が起こりやすくなっていまいます。

唾液が重要な役割を担ってくれていることがわかりますね👍

次回唾液の働き第二弾をご紹介いたします👻✨

記事監修者
アレスタ新宿デンタルオフィス
院長 朝丘 哲偉

2013年 日本大学歯学部 卒業
2015年 都内の大規模法人医院に勤務
2016年 都内の審美・ホワイトニング専門医院に勤務
2017年 銀座のセラミック専門医院にて院長を務める
2022年 アレスタ新宿デンタルオフィス 開院

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